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PubliCoジャーナル

NPOがやるべき5つのコミュニケーション

NPOのコミュニケーション

2016.10.27

Writer秋元 由梨

『The Leader as Communicator』という書籍があります。10年以上前に米国で出版されたものです。市場や社会環境の変化が激しさを増す21世紀に、組織の信頼をどう維持し高めていくか困難な経営の舵取りを任されたリーダーがなすべきコミュニケーションの役割が解説されています。

 

企業経営や組織変革の文脈で書かれていますが、今日の日本のNPOにとっても示唆に富む内容です。そこで、本書が示すリーダーシップ・コミュニケーションの役割定義をNPOの視点で私なりに解釈してみました。

 

リーダーシップコミュニケーションの役割定義をNPOにあてはめてみる

 

(出典) ロバート・メイ, アラン・エイカーソン著, 徳岡晃一郎訳(2005)『リーダーシップ・コミュニケーション』, ダイヤモンド社

 

こうしてみると、社会的成果を強く求められるようになったNPOセクターこそ、コミュニケーションをしっかり機能させることが活動の基本要件といっても過言ではないかもしれません。社会の変化や課題を洞察し、声をあげ、思いを行動で示すことそして、狭い世界に閉じこもらず、目的を共にする仲間たちの輪を広げること。様々な機会をとらえてコミュニケーションを豊かにすることが、NPOの基盤強化にもつながると考えます。

 

皆さんの活動と成果がよりよい形で波及できるよう、先人の知恵と経験則から大いに学びましょう!

Profile

秋元 由梨

Yuri Akimoto

株式会社PubliCo コンサルタント

1978年栃木県生まれ。カナダ・セントメアリーズ大学(女性学・国際開発学)卒。学生時代より女性の人権や国際協力のNGOボランティアとして活動する。その後、2005年より米系コミュニケーション専門会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパンに入社し、企業や公的機関の広報戦略、社会啓発、組織活性化などの支援に携わる。その傍ら「医療・福祉分野の多職種連携や学び場づくり」に取り組む一般社団法人サードパスや東京YWCAの「支援者エンパワメントプログラム」で活動する。2016年10月よりPubliCoに参画。

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